[中国駐在]赴任準備②~引越し編~

ここでは主に引越準備の話をします!

引越(国内でやること)

引越し荷物の仕分け

まずは荷物の仕分けです。少なくとも空港便、船便で行き先を考えておく必要があります。やらないと必要なものが適切なタイミングで届かなかったり、持っていこうと思っていたものが国内に残ってしまったりします。
また家電製品は海外と日本で電圧が違うため、国内で保管(もしくは親戚へ譲渡)する荷物がある場合もあると思います。雑貨の少ない単身の方や、使えないものはすべて処分していく方であれば、海外行き荷物のみになるかもしれません。

基本的にコーディネーターさんが積荷をチェックしながらリスト作成/梱包してくれましたが、やはり引越業者さんにはアルバイトみたいな方もいるので、自分でもちゃんとやっておいたほうがいいです。特に書籍は入国審査が厳しいはずなのに、あまり中身を確認せずに詰め込んだりしていて怖かったです。(あとでコーディネータさんに怒られてました)

荷物の運送先

・海外行(船便)※発送から到着まで1~3か月
・海外行(空輸)※発送から到着まで2週間前後
・国内行(実家)
・国内行(別荘)

中国の規制(書籍やキャラクターグッズの持ち込みなど)が厳しいため、大事な雑貨や本は実家へ置くことにしました。また、ドラム式洗濯機など高い家電・こだわって選んだ家具については、両親の別荘へ運んでもらいました。国内で2か所になるのはややこしくて申し訳なかったですが、実家が狭いので…会社の規定で2か所までOKって書いてあったし。
ちなみに3月の引越屋繁忙期だったので、国内荷物も到着まで少し時間が空きました。実家だったので困りませんでしたが、加湿器がなくて部屋の乾燥しんどかったです。。。

空輸便は規定量が少なかったので、殆ど洋服になりました。空輸便のほうが船便より早めに荷物が届くため、取り急ぎ生活できるように食器や服を詰めるようです。プラスチックのお椀やコップを一式、詰めてもらいました。それ以外のものはすべて船便で送りました。到着してから、結局は入り用のものは現地購入するので、持っていくのは洋服優先だなと思いました。自炊するなら鍋とか、食器とかかな。
船便ですが、現地で買えるものより、拘りのある家具や化粧品などを持っていくのが良いと思いました。私は歯ブラシやシャンプー、基礎化粧品、調理器具などですね。トイレットペーパー、ティッシュペーパー、生理用品、は日本のものが良ければ1人の1~3か月程度なら持ち込めるそうです。

積荷の内容リスト作成は海外荷物では必須のようで(税関で必須)、細かく書いてくれました。今回は業者がやってくれましたが、自分でやるとなると絶対やばいです。(自分でできればやってほしいと言われていたが、初めてで何も分からないので放置)
しっかり仕分けたほうかと思いますが、段ボール詰めとリスト作成、プロでも国内行、海外行の荷物トータルで4~5時間かかってました。

送れるもの・送れないもの

送れる・送れないものはだいたい調べれば出てきますし、引越し業者が資料をくれると思います。
ただし国によって、時代によって、NGの品が変わるため、参考程度に。

以下は、調べてみたけど不安だったものや印象的だったものについてです。

船・飛行機で送れないもの(手荷物推奨)

・EMS機器類
・薬(市販薬もダメ)
・スプレー缶の美容液
・中国についてかかれた書籍(地図なんかでも載ってたらNG)
・リチウム電池・リチウムイオン電池式の機器類
・食品全般(アルコール、調味料含む)

私は美顔器などのEMS機器、タブレットなどのIT機材が多いので、機内持ち込みのスーツケースほぼそれになりました。精密機器は手荷物預けにすると壊れやすいため、壊したくなければ機内持ち込みがいいと思います。保証金でますけどね。
楽器なんかも船で行けますが、破損等については自己責任ですね。

意外と船便で送れたもの

・包丁(明らか引越用とわかればいいそうです)
・アルコール消毒シート(濃度によるのかも)
・新品の化粧品(箱から出せばOK)
・お茶

化粧品はNGかと思っていましたが、危険成分が入っておらず、新品転売っぽくなければいいそうです。同じものを複数持っていくのも怪しいのでダメ。新品は外箱を捨てて持って行ってくれました。
お茶とかも、明らかに引越荷物であればいけるような雰囲気でした。グラム数とか申告するので面倒ですが、もう少し送ってみればよかったかも。乾物でも引っかかったりするそうなので、安いものなら『持ち込めたらラッキー』って感じで入れてみてもいいかもしれません。

手荷物の仕分け

薬や機器類は手荷物で持ち込みますが、手荷物として持てる量は規定量があります。引越の際、荷物量を計算するためにこちらもイメージしておいた方がいいかもしれません。

手荷物の種類
手荷物の種類

・機内持込み(小さいもの)
・機内預り(大きいもの)

また、手荷物も持ち込み方によってOKなもの、NGなものが異なります。
間違えると大事なものでも没収される可能性があるため、旅行初心者が不安になりやすいところです。

機内持込み
機内持ち込み推奨

・精密機械(タブレット、美顔器)
引火しやすい充電器(リチウム電池・リチウムイオン電池)
・1日分の洋服や下着
・保険書類、eチケットコピー
・貴重品(パスポート、身分証、現金)

機内持込は、自分の座席まで持っていく荷物です。スペースをとってしまうため、ひとりあたりで持ち込める大きさ・個数が決まっています。具体的には通常3辺の長さが合計115cm以内(55cm×40cm×25cm)が一般で、1人手荷物1個と身の回り品が1つ迄です。(飛行機の種類によります。)
失くしたり、壊したりしたくないものを持ち込みます。衝撃で壊れやすい高価な精密機械(タブレット、美顔器)、引火しやすい充電器(リチウム電池・リチウムイオン電池)、1日分の洋服や下着(預けた荷物をロストした場合の対策)、保険書類、パスポートなどです。
ただし、飛行機に持ち込むと問題のあるもの(危険物)はNGです。回収されます。海外の場合、飲料や洗剤などのすべての液体(100mlのミニボトルならOK)はNGとなります。国内外で共通して、刃物(爪切り、はさみ含む)、ライター、動物などもNGです。人為的に事件を起こせそうなものはNGと覚えてます(笑)
なお、これらの危険物は出国ゲートを通るときの身体検査で没収されます。私は眉切はさみをポーチにいれたままにしてしまい、2回ほど没収されました。海外便では飲みかけのペットボトルだけでなく、未開封でも持ってかれるので注意してください。どうしても我慢できない時以外、飲み物はゲートを通ってから買いましょう。

手荷物預り
手荷物預り推奨

・衣服
・日用品(トイレットペーパー、ティッシュペーパー、生理用品)
・空港の外で買った食品や化粧品(100ml以上の液体全て)
・工具など(ナイフやハサミ含む)
・しっかり梱包された精密機器類
薬、医薬品類

手荷物預りは、チェックインの際に受付に預けるものです。飛行機到着後、ベルトコンベアに流れてくるのを引き取りますよね。あれです。ひとりあたり持ち込める重量が決まっています。それ以上持ち込みたい場合はお金を払えばだいたいの航空会社はOKなはず。格安チケットなんかだと、重量に関わらず有料であることがほとんどです。(確か2000円とかそのくらい)
身体検査は預けた後に行うので、中身をガサガサみられることはないです。(昔はあったようですが…)
基本的には、雑に扱われても問題のないものを入れます。基本的に機内へ雑に投げ込まれ、機内に積まれたら固定されず、床にガタガタ打ち付けられているものとイメージすればいいです。死にたくなければ、引火しやすいものはいれないように。
海外引越では特に船便がなかなか届きません。1~2ヶ月は旅行者のようにスーツケース荷物で生活することになります。衣類や日用品、自炊するなら調味料など、現地調達もできますが、拘りがあれば自分で持っていくのがおすすめです。中国は物価も高いし、日本のほうが質がいいので…。最悪はユニクロ、GUなど質の高い日本ブランドありますが、高いです(笑)
また中国に限りですが、引越し荷物で医薬品やシャンプーなどを持ち込めなかったため、それらを入れていくスペースは確保しておいた方がいいです。特に医薬品は、中国では同じものが売っていても成分が違ったりするらしく、少し怖いので医薬品は最優先です。私は衣類洗剤や食器用洗剤も、コレ!という拘りがあったので、持っていければよかったと思いました。

必要書類

荷物を送るために必要な書類については、以下の通りです。基本的に業者の方が手続きをしてくれたので、リストだけで。パスポートを預けるタイミングが何度かあるので、海外旅行の計画はしばらく控えたほうがいいです(笑)

・高価なものがないか等の確認書
・物品保証のための金額記入書
・保険加入
・パスポートコピー
・ビザのコピー
・eチケットコピー

まとめ

引っ越し準備の話についてはこんなものでしょうか。到着した荷物の受取については、別の記事で書こうと思います。

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