ようやくカンボジアでのワークキャンプ内容について書こうと思います!
私はNICEという団体に登録して参加してます。そもそも国際ワークキャンプボランティアとは?という話については、別の記事をご確認ください!
・ワークキャンプの詳しい内容についての記事
[旅行]国際ボランティア活動って?~NICEの評判・紹介~
何しに行ったの?
★場所:
カンボジア カンポット近く
(首都プノンペンから車で1時間半くらいです!)
★内容:
現地のフリースクールに通う人たちに授業を行う国際ワークキャンプボランティア。
ボランティアもそうですが、現地の子供たちや他の参加者と国際交流をすることなども目的としています。
※土日はフリーデイで観光
★日数:
9日間(4/28~5/6)
↓詳細が気になる方はこちらをチェック。
・国際ワークキャンプボランティアNGOのNICE (https://www.nice1.gr.jp/)
参加者について
今回のカンボジアでの活動でいうと、同じ期間の参加者は日本人3人、ベルギー人1人、ドイツ人2人、オランダ人1人でした。それから現地のホストマザーとそのお手伝いの子が1人ずつ。
私とホストマザー以外は大学生です。私は一番短い期間での参加者でした。参加期間が自由に選べるわけではないですが、短すぎなければ交渉次第では何とかなったりします。
余談ですがこういった活動は参加募集期間が決まっており、平日もおかまいなしなので社会人は少ないです。「時間がない」ですね。学生でも長期休暇の時期以外は、休学中や卒業直前の参加者が多い印象です。まあ社会人は体力的にもきついなあとは思ったんですが、、
社会人になると時間がない代わりにお金の余裕もあるし、旅行パックをパケ買いしたほうが楽に行けます。
ただ一度経験してしまうと、やはり得られることが多く中毒を感じてしまうので、私は定期的にやらないと生きていけません(笑)
そういうわけで、若者のなかに社会人が混ざるのが苦でなければ、社会人でも是非。
私は童顔で若く見られるのであまり浮くことはないんですが、年齢を聞かれると絶対に驚かれて少し複雑な気持ちになるので、次回参加は迷う気もしますね。コロナが無ければ若いうちにもっとできたのに!

ワークキャンプのスケジュール例
- 9時頃 朝食
- 10時~11時 仕事(掃除、修繕、ごみ捨て等)
- 12時頃 昼食
- 14時半 昼の授業
- 18時頃 夕方の授業
- 20時頃 夕飯
朝は洗濯
朝6時くらいには鶏が鳴き始め、蒸し暑くなってくるので自然と目が覚めます…。
洗濯は手洗いで、洗濯桶はひとつ。食器もこれで洗うし、他の人と被らないようにするので、なんだかんだ起床の遅い私は朝食前後にしてました。

食事
醍醐味といえば食事!
料理は当番制になっているキャンプもありますが、ここではホストマザーが料理好きなのか、3食作ってくれていました。前後の皿洗い、机や皿の用意、盛り付けなどは参加者が手伝います。
ホストマザーはカンボジア料理を振舞ってくださり、舌に合うかどうか逐一確認してくれました。
美味しいというと嬉しそうだったので、料理が好きなんだろうと思います。実際、すごくおいしかったです。(食費は事前の参加料に含まれます)

基本主食が白米9割、米の麺、パンだった日もありましたが米食です。日本人としては嬉しいですね。
みそ汁などは無いのでフリーズドライ持っていきました。ふりかけや海苔もおすすめ。
毎食おかずの大皿が3種類あって、それをバイキング形式でよそってご飯と食べる感じでした。このあたりもアジア人にはなじみやすかったです。おかずはカンボジア独特のスパイスと野菜が使用され、異国料理という感じでよかったです。
スパイスといってもカンボジアはそこまで辛いものを使いません。チリやペッパーは辛かったですが、タイ料理ほどたくさん入れるわけではなくピリッと利かせるくらいですね。
ちなみに、ここのワークキャンプでは食事の時間に雑談したり、食事が終わってもだらだらとしゃべる感じでした。食べたら「はい、片付け!」とはならないのは交流型ワークキャンプだからなのか(フランスもそうだった)、わかりませんがネイティブの会話が速くてちょっとしたリスニングトレーニングでした。
授業は午後から
午後からは子供がやってくるので、授業や仕事がある時間以外は一緒に遊んだりしてました。
子供が暑いのに元気で…私は図書室でお絵描きや折り紙をずっとしてました。外でかくれんぼやキャッチボールは少しだけ。
子供が構ってくれないとかなり暇で本など読んでいてもよかったくらいでしたが、クメール語を習ったり、ゲームしたり、写真撮ったり、現地にあるものを思い切り楽しんだのも良かったです。
一応、現地でポケGOも原神もできました(笑)

昼のクラスと夕方のクラスは同じ内容で、夕方のほうが生徒が多いです。昼食後には生徒が集まってくるので、一緒に遊びます。昼食から夕飯までが長いので、私は持って行ったお菓子を食べたりしてました。施設の隣にショップ(駄菓子屋?)もあるので、無ければお菓子買えます。

夜の日課
日が完全に落ちるのが19時半くらいで、少し涼しくなります。
昼間はみんな暑さにやられて静かだったのが、夜は少し元気になって夕食になります(笑) ちなみに施設にクーラーはありません。
バスルームも2か所ありますが、タイミング被ると順番待ちで遅くまで眠れないため、朝にしている人もいました。
私は夜型なので夜にシャワー。割といつも最後のほうだったかな。
バスルームはもちろんユニット…かなり汚い。不衛生。ここに裸足で入って用をたすの?と戸惑いましたが、こういうのはワークキャンプの醍醐味ですね~。
授業の内容について
肝心のクラス(授業)ですが、自分は教壇には立ちませんでした。
もう数か月前からいるヨーロッパの人たちがしっかり英語の授業をしていたため、その補佐として入っていました。
申し出れば授業をさせてくれるみたいでしたが、私はやりませんでした。
どちらかというと午前中の教室の掃除や備品の修理など、裏方仕事をたくさんした気がします。写真は、教室掃除の様子です。砂が乾燥でサラサラしているため、容赦なく教室に入ってきています。

学生時代はずっと塾講師をしていたので、授業はやるつもりで赴いていました。授業をやらなかった理由は、プログラム内容の紹介ではプログラミングの授業ができると書いてあったのでその準備をしていたのですが、それは古い情報で、施設にあったとされるPCがかなり古く、もう壊れていたから…です。
復元できないか見てみようとしましたが、中国製の安いやつで…これはこれで興味のそそられるハードでしたが、ドライバーないし、多分もう新しい部品ないと動かないようなものでした。
そういうわけで、私の準備不足もありますが授業は断念。NICEのサイトは諸事情で頻繁な更新ができないため、こういった「行ってみたら情報が古かった」というオチは本当によくあります。事前研修の参加や直近の参加者のヒアリング、現地スタッフへの事前確認、大事です(笑)
フリースクールとは?
今回のキャンプ地は、数年前に施設の建設からボランティアが行い、それからずっと続いているフリースクールの施設になります。フリースクールというと、日本では不登校の子どもが行くイメージがありますが、定義としては「カリキュラムのない学校」です。学校というと1年にどんな授業を何回やって、どんな内容を行うか大体決まっていますが、そういったものがない場所ということです。いわゆる単位制などの規則が無いので、どんな授業をしてもいいわけですね。私が参加した期間はたまたま英語のクラスをしていましたが、やりたい授業があるなら語学じゃなくてもいいのだろうと思います。

まとめ
私はもちろんネイティブじゃないので、英語で英語を教えるのってこういう感じなんだ…と大変勉強になりました。動詞の活用とか知らないものもあってちょっと緊張してしましました(笑)
ということで、カンボジアでのボランティア内容については以上です。
他にもいろんな国で開催されていて、いきなり海外が怖い場合は国内でも開催しています。国内では「週末ワークキャンプ」といって、土日のみ参加できるライトなものもあります。興味があったら是非参加してみてください!
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