[旅行]弾丸ひとり旅@出雲・石見~観光編~

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弾丸ひとり旅@出雲・石見~観光編~

時間が無かったので、タイトスケジュールで観光です。弾丸だからね!
そもそも石見銀山から出雲大社までかなり距離があり、その日までに岡山までレンタカー返却することを考えると、それぞれ半日以下ずつで回らなければなりませんでした。

石見銀山

前日Barで得た情報によると、石見銀山はかなり広く、歩いて観光するのはキツイとのこと。
宿泊場所から石見銀山まではすぐに着きました。駐車場が少し狭くて、わかりにくかったです。どこにも停められない場合どうするんだろう…。
「若者なら自転車で2時間で周れるよ!」と言われたので、到着後は迷わずレンタサイクル。電動付き自転車だと500円高かったですが、上り坂ときいていたのでこちらも迷わず電動付きを借りました。レンタルの時間は2時間と、ちょうど目標の時間内でした。

最終地点の採掘跡を目指し、いざ出発。本当に上り坂です(笑)

途中、雑貨屋・お菓子屋らしき店が並んでいましたが、時間がなかったため寄り道せず採掘跡入口へ向かいました。
可愛らしいお店や、こういった木製の自販機など、見て楽しめそうなものはいくつかあるので時間がある方は是非みてみてください。

銀山というだけあって『山』です。山の頂上へはおよそ40分程度で来ることができました。採掘跡がどれだけ長いか分かりませんでしたが、およそ30分かけても帰りの坂は楽だろうということで、ここからはゆっくり観光しました。
石見銀山にはいくつか間歩(まぶ)と呼ばれる坑道があり、今回観光した『龍源寺間歩』はその中でも代官所の直営だった大坑道だそうです。全長は約600mとのこと。

以下は坑道の入口です。異世界へ繋がっていそう!

坑道内は結構暗いです。石見銀山は1日数ミリ単位で、人の手で掘られた銀の採掘跡です。その数ミリの積み重ねがこれだけ長い洞窟となっていると思うと人間のすごさを感じます。地道でしんどい作業ですが、お城の建設などと同じく、給料の良い人気の仕事だったそうです。今は便利な機械があって安全に素早く掘れるので、考えられないですね。

ゆっくりついでに、上り坂の中腹にあるお団子屋さんに立ち寄りました。
小学生くらいのお子さんがお手伝いされていてかわいかったです。(がっつり給仕してたけど、お手伝いならいいのかな・・・)お団子も美味しくて、本当は全部の味を試したかったけれど1種類にしました。

途中、2股に分かれる道があったのでお地蔵さんを見学。五百羅漢というそうです。こちらも、石見銀山と同じく世界遺産です。

十人十色の地蔵が何百体も置かれていて、どこかに必ず自分に似た地蔵、大切な家族や友人に似た地蔵がいるとか。亡くなった人に似た地蔵をここから探せば、その人の魂に会えるということらしいです。何百体がみつめてくるので、ちょっと怖いです。内部は写真禁止だったので、実際に行って見る価値はあると思います。

自転車は1時間55分くらいで、ぴったり返却することができました。正直、電動にしなかったら、余裕なかったと思います。Barのマスターと常連さん、有難う。
自転車を返したあとは、資料館の隣の神社をお参りしました。島根県指定有形文化財になっている城上(きがみ)神社という神社です。写真のように、中に入ることもできます。

この神社も前日夜に聞いた、地元の人おすすめスポットです。確かに立派な建物で、拍手をすると音が返ってくるのが聞こえました。返ってくる音を『鳴き龍』とかいう、確か他の地域にもありますよね。事前に観光客はあまり来ないと聞いてましたが、本当に人の気配がなかったんで、ゆっくり音を聴きながら観光できました(笑)

出雲大社

さて、次はいよいよ出雲大社です。
出雲大社は日本最古の歴史書である『古事記』にも記されており、日本の神話の聖地とされています。○○の尊(みこと)など、日本人なら耳にしたことがあるあれです。出雲大社の主祭神である大国主大神は、多くの兄弟の末っ子として出雲に生まれ、子をたくさん持ったことから縁結びの神・福の神として知られているそうです。(参考:出雲観光ガイドHPより 出雲大社|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】 (izumo-kankou.gr.jp)

石見から出雲まで、車で1~2時間程度でした。出雲市は市街だったため道が狭く、駐車場までは渋滞しており(そもそも駐車場空いてない)、観光にかけられた時間は2時間ほどでした。そのため参道のお店などをみる余裕がなく、急ぎの参拝となりました。やはり『神在月』の出雲は混みますね。

出雲大社の内部は小綺麗で、伊勢神宮とかよりも都会的な印象を受けました。明治神宮とかともまた違う感じです。砂利道が綺麗に整備されていたり、社の木材が綺麗だったからでしょうか。

さて、何はともあれ参拝と御朱印です!このために来ましたからね。

参拝は回転がよく、すぐに終わりました。お作法に疎いため、前の方に倣って拍手・礼をして、手を合わせます。出雲まで危なっかしくドキドキ運転してきたペーパードライバーの私は、家まで無事に帰れることをひたすらお祈りしました。いつもはお祈りせず、ごあいさつ程度しかしない派なのですが、この時ばかりはそうも言ってられず…。

御朱印をいただく際、一緒にご朱印帳を購入?することができるそうです。御朱印代は『お気持ち』、自分で金額を決めます。だいたい他の神社などでも500円であることが多いため、500円にしました。(お気持ちって、やばい人はとんでもない金額入れそうだから怖い。)御朱印帳の初穂料(1200円)とあわせて、お釣りは出せませんから(確かそういうマナー)、気を付けてください。
デザインは2種類、紺と白で絵柄もそれぞれ違います。どちらも可愛らしかったので両方購入するか迷いましたが、そんなに集めることはできないだろうということで白にしました。またしっかり御朱印を集めたらもう一冊も検討しましょう…。

無事に旅の目的も果たしたところで、敷地内の見学です。
先述の通り、10月は全国の神様が出雲に集まるため、出雲では神在月、それ以外では神無月と呼ばれています。
出雲大社敷地内には神様たちが帰ってくるための社がたくさんあり、それぞれにお賽銭箱が(笑) お金が集まりますねえ…。このお賽銭も出雲大社の維持資金などになるわけですね。神を信じているわけではありませんが、やはり日本の誇る世界遺産ですから、寄付しましょう。流石にすべての場所でお賽銭投げらてられないので、何ヶ所かで小銭を投げ、各お社には手だけ合わせてきました。

敷地内は、出雲大社に祀られている大国主大神様が登場する「いなばのしろうさぎ」という神話にちなんで、うさぎの石像がたくさん置いてあります。すごく映えそうですよね。こっちも小銭がすごい。

最後に、お土産は『出雲そば』の袋麺です。お出汁がちゃんとついてて、あごだしのやつがいいんだとか。常連さんが絶対それがいいというのでそうしました。あまり蕎麦は食べないのですが、せっかくなので購入して帰りました。
ちなみにですが、サムネイルの「出雲大社」は裏門で、私は裏門から入ってしまいました。知らなかったので、まさかの出る時に表門(笑)

表門の写真がこちらです。

おわりに

帰りは省略しますが、15時ごろ出発し無事に帰ることができました。岡山でレンタカーを返却し、電車で姫路駅までいって1泊。宿泊先は姫路駅のカプセルホテル、『Tabist カプセルホテル APODS 姫路駅前』です。普通のカプセルホテルかと思ったんですが、快適な漫画喫茶みたいで綺麗なところでした。次に泊まるときもあそこがいいな。
まとめとしては、やっぱりとにかく短かったです。石見も、出雲も、1日ずつ観光したかったので、またの機会に行けたらと思います。特に出雲市は東京からのほうが行きやすそうなので、また挑戦しようと思います。

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